⑤発見した美しい水
⑤発見した美しい水

④発見した美しい水

海外の水には、主張があり個性がある。

日本の水には、飲み慣れた安堵感がある。

水にソーダ水や個性があるなんて、信じられないと言う人もいるでしょう。だけれども今回、我々の勧める水を飲んで見たら、貴方にも必ず分かるはずでしょう。硬度が1、503、5もあるコントレックスは、「これが水の味?」と疑いたくなるし、発泡性のあるペリエはサイダーのようだし、純度の高いバラッサカナディアンは、本当にスカッと体の奥まで染み渡っていく。さすが歴史の中で淘汰されているだけあり、一本一本の主張がはっきりしていて、ミネラルウォーターの概念さえ崩されるようなインパクトには感心しています。それに引き替え日本の水は種類は豊富だが、味わいや成分が似かよったものが多いく、個性が表現しにくい。しかもここ数年の水ブームに乗って、いかにも慌てて生産しましたと言う感じを、味わいだけでなく、ボトルやパンフレット類からも受けてしまう。水滴をイメージしたいと言うラムローサの水色のボトルは、プレゼントして見たいと思うくらい綺麗だ。バラッサカナディアンのボトルは、そのまま冷蔵庫で凍らせれば氷河の氷が作れるというおまけ付きです。こんな風に日本の水のメーカーも、もう少しボトルのデザインやパッケージングにも気を配って欲しいと思います。昨今の水ブームの中、過剰な宣伝文句に乗せられて安易に水を選ぶことなく、是非巻末の一覧表を見て、ミネラル分、硬度、原水の種類等々をチェックすることを勧めます。イメージに弱い日本人へそんな特性を利用されて、見事にブームに乗せられないようにご用心。

最後の章では、我々スタッフ推薦のミネラルウォーター12本を選んで見た。

Ⅰ、個性豊かな味わいのある水

美味しさの中にも他の水との差別化が出来る位い、味に主張を持っていること。

Ⅱ、体に美味しい水

体調や体の要求を満足させてくれて、なおかつ健康面から考えた時、他にない特徴を持っていること。

Ⅲ、遊び心やT・P・Oの使い分けによく応じてくれること。

朝の目覚めに飲むのか、食事中か、水割りに使うのか、お茶に使うとか、目的や素材の違いに対して、使い分けが出来ること。

一度飲んだだけで、忘れられない印象を残す水なんて素晴らしい。牛乳よりも、カルシウムの多い水なんて驚きじゃないか。T・P・Oで使い分けができるおしゃれな水なんて素敵じゃないか。それは、水の持つ個性が、いかに私達に強烈な印象を残し楽しませてくれるかということでもある。だから初めて手にした時、そして飲んだ後、びっくりするかも知れない。もしかしたら、ミネラルウォーターの概念が一変にひっくり返されるかもしれない。口当たりの良さだけが、水の全てじゃないことを感じてもらえるだろう。五つ星に選ばれた3本は、色の三原色のように156本の水を代表する基本の水です。成分の上でも、この3本はそれぞれ特筆すべきものがある。この3タイプさえ知っておけば、他の水の特徴も把握しやすくなるでしょう。今回、五つ星を海外の水が独占したことは、いたしかたのない事です。水に関しての歴史は、日本と比べようもない程歴史が長いのだから。今後は、日本にも海外に負けない主張の強さを持つミネラルウォーターが、出てくることを期待したい。続く四つ星、三つ星の選考も、基本的には同じ考えないですよ五つ星のバリエーションと考えてもらったら良いと思います。

💎五つ星編

・バラッサカナディアン

透明な味の代表、カナディアンロッキーの氷河の水

カナダの西部、ブリティッシュコロンビア州の海岸山脈に連な氷河は、巨大な氷の塊となって山や岩を削る。この氷河より太古の眠りから覚めるように溶け出した水は、バラッサの滝に至る大自然の中でろ過される。この天然の味を損なわないように、独特のオゾン殺菌を施している。このバラッサカナディアンは、純度99.99996%という驚くべき数値を誇り、世界でもっとも純度の高いひとつ。塩素・炭素を含まないばかりでなく、鉱物性化合物を全く含まない点が、他の水との一番の違いだという。だから添加物や環境汚染に悩む昨今、カナダやアメリカでは「健康な水」「長寿の水」として愛飲されている。喉ごし爽やか、口当たりの良さも抜群で、これ程、無味無臭、苦味も臭味も何もない水はまず他にないだろう。しかし蒸溜水と異なる点は、飲んだ後に味が甘くかえってくること。これは体にソフトな本物だけが持つ甘さだ。そして、この純度の高い水はコーヒー、紅茶、水割り等、素材の持ち味も引き出してくれる。質の高い材料、高級品を使う時には是非お勧めるしたい。きっと満足いく結果が味わえるだろう。また、これでご飯を炊くと非常に米の旨味が引き出され、米がグレードアップしたかと思うような違いが出る。ボトルのデザインは氷河をイメージしており、そのまま冷蔵庫で凍らせると、三百万年前の氷河が再現できるというもの。そのまま飲んでもよし、また料理に飲み物に、使い方を工夫して欲しい水です。

💎コントレックス

体に美味しい水の代表、カルシウムの含有量はトップクラス

フランスのヴォージュ山脈に涌き出るこの水は、硫化カルシウム等のミネラル分が、体に吸収されやすいイオン化された状態で、多量に含まれていることが特徴です。コントレックス硫化カルシウムは1.298ミリグラム毎㍑と牛乳をはるかにしのぐ量。そして、イオン化されているので体に吸収されやすい。この硫化カルシウムというのは、肝臓の働きを助け、体内の余分な水分を排出し、腸をやさしく刺激するという働きがある。そのため体を内側から美しくする水として注目を集めている。フランス百三十年前に許可され、健康への感心が高い中高年層、カルシウムが不足しがちな妊婦、スポーツをする人などから幅広く飲まれている。また、美容のためにカロリーを押さえている人にも、健康、美容にいいということで愛飲される。ミネラル分が豊富な硬水であるため、料理やお茶には不向き。軟水に親しんでいる。日本人には、コントレックスの1.503.5という硬度は、口当たりが重くて飲みにくいと感じているかも知れない。その場合は冷やして飲むと良い。販売元では、一日に五百ミリリットルづつ六日間続け、一日休みをいれるというパターンを一ヶ月続けたら、体の調子が変化してくるという。早い人で三日、遅くても三ヶ月たてば体に馴染んで来るそうです。実際にスタッフの一人は、便秘がちだったのがコントレックスを飲むようになってから改善されてきている。またカルシウム不足は、骨粗鬆症や老化、疲労に拍車をかけるというから、ストレス過剰でカルシウム不足の現代人には、欠かせない一本と言えるでしょう。他に硬度の高いものとしては、ドイツのトニースタイナー(硬度969.5)やサンペレグリノ(硬度733.6)があるが、どちらも発泡水なので味わった感じはだいぶ違う。類のないカルシウムの多さを誇るコントレックスは、飲み慣れてくると牛乳のような味わいがある。健康を気にする人に、是非勧めたいです。

💎ペリエ

楽しむ水の代表、映画や小説でもおなじみの天然発泡水

サイダーより繊細な発泡性、スカッとした喉ごし、日本では例のない天然発泡水の代表、フランスはヴェルジェーズ村のペリエ。1863年、ナポレオン三世が、フランスの誇り、と絶賛し、以来「水のシャンパン」としてフランスはもとより世界百二十ヵ国で愛飲される。映画や小説の中でもペリエのしゃれたグリルのボトルは、数えきれない程に登場してきた。このペリエは一億四千年前、地下五千㍍で大規模な地殻変動が起き、それによって生じた断層や亀裂を伝わって上昇してきた天然ガスが、地下水に溶けたもの。まさに、大自然が与えてくれた地の恵みと呼ぶにふさわしい。地下で炭酸を含んだ水は、何層もの自然のフィルターで浄化され、カルシウム、カリウム、マグネシウムなど健康に欠かせないミネラル分を豊富にバランスよく溶け込ませている。人気の秘密は、ミネラル分が天然ガスをきめ細かく包み、人工的にガスを加えた炭酸飲料よりもずっとグラスの中で発泡し続けること。そして、まろやかで、さっぱりした独自の味。しかもペリエは無添加、ノンカロリー。そのまま冷やして飲めば、ダイエット中の人や健康に気を使う現代人にはうれしい健康飲料水です。また、ウイスキーに、リキュールなどのカクテルの他、梅酒を割ったり、レモンスカッシュ、ワインクーラーなどを作る時に使うと、甘さを押さえた大人向きのの飲み物に仕上げることができる。是非試して欲しい。また、天然フレーバーを加えたフレーバーペリエレモンとフレーバーペリエライムも発売され、ますます多彩な場面で楽しむことができるようになっている。ペリエの他、発泡水には次のような物がある。硬度の高い順に挙げて見よう。トニースタイナー、サンペレグリノ、スイスアルピナ、アポリナリス、クリアリーカナディアン、一和生水、ファリス、スパークル、サンベルナルド、ラムローサ。

💎四ツ星編

ヴィッテル

利尿作用を促進させるサルフェートを含む、体に良い水

ヴィッテルの故郷はフランス、ヴォージュ山脈の麓ヴィッテル村。人工的に手を加えた水はミネラルウォーターと認めない厳しい規制のもと、百四十年にわたり殺菌しなくても安全な水を得るため、水原、水を育む大地、村を含め五千(ヘクタール)の土地の環境保護を行っている。日本人に不足がちなカルシウムとマグネシウムを豊富に含み、逆に取り過ぎのナトリウムはわずかにしか含まれない。硬度は(649)とかなり高いが、コントレックスよりは日本人にも親しみやすい。健康のために飲みたいけれど、硬水になかなか馴染めない人にヴィッテルは良い入門編と言えるだろう。また特筆すべきは、日本の水に殆んど含まれないサルフェート。これは利尿作用を促進し、体内の老廃物を排出して、新陳代謝を高めるとフランスでは言われる。1903年にはフランス医学アカデミーによって「健康にいいミネラルウォーター」と認められた。ヴィッテルは、健康と、美容のために飲みたい一本です。

💎きりしま

温泉水ながら、喉に染み通る飲みやすさ

霧島山系、鹿児島県牧園町三本堂で1887年に発見されて以来、絶えることなく自然涌出し続けている水。温泉水を健康のために飲む習慣は、日本でも海外でも昔からあるが、数ある温泉水の中でも飲みやすさが抜群です。この水の透明で体に染み通っていくような美味しさと、温泉水ならではの味わいの深さは、沢山飲めば飲む程分かってもらえると思う。原水は摂氏(66)度、無職透明でカルシウム、マグネシウムなどを豊富に含み、日本人の食生活で不足気味のミネラル分を補ってくれる。硬度は(123.07)と高めだが、口当たりはなろやかで、硬度の高さを感じさせないところがこの水の良いところです。健康飲料としてそのまま飲んでよし、またコーヒー、お茶に使っても良い。他に温泉水としては、高千穂、関平鉱泉、ピュアースがある。

💎仙人秘訣

ろ過除菌、自然のままにボトリングした生水の代表

かつて、この地に一人の仙人が住み、峠に咲く野菊をこよなく愛していたという仙人峠の由来より命名された仙人秘水は、岩手県大峰山の地下(600㍍)の釜石鉱山よりコンコンと涌き出した水を、保健所の許可を得て生のままボトリングした貴重なもの。殆んどの日本の水は加熱殺菌されており、この人工的処理が水の旨さを変えてしまうことは「コーヒーに合う美味しい水」で証明されている。だから仙人秘水で入れたコーヒーは、確かにお勧めるです。加熱殺菌していない水だけが引き出されるコーヒーの味のふくらみや豊かな香りは、コーヒー通をきっと満足させてくれるだろう。そのまま飲んでもまろやかで、後味もスッキリしていて、朝晩に一杯飲む水としても良い。他、切り花もこの水を使用すると、長持ちするという事です。国内産の生水は、他に龍泉地底湖の水、六甲の美味しい水、ベストウォーター、富士桂の水、霧島裂の水、原始の水等がある。同じ生水でも、それぞれ持ち味が違うので比べれて見ても面白い。

💎クリアリーカナディアン

五種類のフレーバーが楽しめる、氷河の恵み

カナディアンロッキーに抱かれた、ティリコンバレーに涌き上がるミネラル分を豊富に含んだ、スパークリングミネラルウォーター(発泡性ミネラルウォーター)。1988年にサンフランシスコで初めて発売されて以来、ひんやりするほど澄みきった空気、カナダの壮大で清らかな美しさをイメージした名前通りに、カナダ、アメリカを中心に世界中で人気を集めている。この水の面白さは、原水のナチュラルの他に、カナダ産のフルーツから抽出された天然フレーバーを加えたマウンテン・ブラックベリー、ワイルド・チェリー、ウエスタン・ローガンベリー、オーチャード・ピーチ、カントリー・ラズベリー、の五種類があることです。好みや雰囲気に合わせて、五種類のフレーバーを使い分けする事の出来る。おしゃれな水です。

💎三星編

屋久島縄文水

太古の自然と雨が育んだ名水

平均年間降水量が、4.000㍉以上という多雨の屋久島。ここに育った、樹齢千年を越す屋久杉。島の80%が屋久杉の原生の固有林という神秘的な自然の中で、標高二千㍍に近い山々に降り注いだ雨は、島を構成する花崗岩質を通過する。そして涌出した水は、ミネラル分、有機物等を殆んど含まない非常に純粋で安全な水。そのさらりとした後味、軟水ならではのまろやかな飲みやすさは、そのままでも美味しいが、どんな食品とも良く馴染み。お茶、紅茶、コーヒー、紅茶の水としても良く合う。そして、この水の楽しみには、遠い屋久島の神秘的な自然を、家庭にいながら味わえるという事です。故郷の水、行ったことのない土地の味を手軽に楽しむ事が出来るというのも、水選びの楽しみの一つと言えるだろう。

💎天狗水

肌にいい弱酸性、さっぱりとした甘味がお茶に合う

人里離れた京都の加茂川の源流か採るこの水は、普通の井戸水が「15~18」度前後なのに、一年中11度を保ち、こんこんと湧出している。この水は京都へ皇族がお出の時に、特上茶と一緒に供えて使用されることや、全国の茶人が愛飲することでも有名です。癖のない透明感のある味わいは、軟水に馴れ親しんでいる日本人でも美味しく感じるだろう。そして、後に残る爽やかな甘味は、朝起きた時にも、夜寝る前にも飲むのに適している。水質としては、料理、お茶に影響を及ぼす鉄分や塩素量が少なく、ナトリウム、カリウム、マンガンを含む。そして硬度が「3.11」と低いので素材の持ち味を率直に引き出し、旨味をプラスしてくれる。また「pH6.3」と弱酸性の水なので肌にも優しく、洗顔、水パッティングに使うのも良い。飲み水としても、素材の持ち味を引き出すにも、美容にも使える便利な水です。弱酸性の水としては他に、インドア立山、立山連峰、屋久島縄文水、カナディアンブルーがある。

💎天狗水

肌にいい弱酸性、さっぱりとした甘味がお茶に合う

人里離れた京都の加茂川の源流か採るこの水は、普通の井戸水が「15~18」度前後なのに、一年中11度を保ち、こんこんと湧出している。この水は京都へ皇族がお出の時に、特上茶と一緒に供えて使用されることや、全国の茶人が愛飲することでも有名です。癖のない透明感のある味わいは、軟水に馴れ親しんでいる日本人でも美味しく感じるだろう。そして、後に残る爽やかな甘味は、朝起きた時にも、夜寝る前にも飲むのに適している。水質としては、料理、お茶に影響を及ぼす鉄分や塩素量が少なく、ナトリウム、カリウム、マンガンを含む。そして硬度が「3.11」と低いので素材の持ち味を率直に引き出し、旨味をプラスしてくれる。また「pH6.3」と弱酸性の水なので肌にも優しく、洗顔、水パッティングに使うのも良い。飲み水としても、素材の持ち味を引き出すにも、美容にも使える便利な水です。弱酸性の水としては他に、インドア立山、立山連峰、屋久島縄文水、カナディアンブルーがある。

💎金花水

秀峰狩場山の金鉱を流れ、水の甘みを堪能させてくれる。

1912年頃から1949年頃まで、金の採掘が行われていた狩場山を通って湧き出る金花水。この水は四季を通じて絶えることがなく、日本一の清流と言われる。後志利別川の源流でもある。北海道の大自然をたっぷり含んだ(黄金の水)の別名を持ち、体に必要な貴重なミネラル分が含まれている。そのまま飲んでも、ほのかな水の甘みがとても舌にやさしく感じられ、心地よい後味が残る。水の甘みを楽しみたい人には勧めたいです。またお茶を入れると、お茶の甘みもよく引き出す大変重宝な水です。お茶好きの日本人には、是非試して欲しい。そして硬度も「24.4」と低めで、ご飯を炊いたり料理に使っても、素材の持ち味をうまく引き出してくれる。これだけ使い道のある水ながら、「1㍑」当たりの単価が「86」円(ペットボトル)と大変お買得。「20㍑」入りのお徳用(箱入り)も宅配してくれるで手軽に楽しむ事が出来る。(惣領は別途要)

💎自然水白州

スーパー、コンビニエンスストアでは手に入らない、徹底した商品管理

有名な山梨県南アルプスの標高「3.000㍍」の中腹から、地下「120㍍」の花崗岩層よりポンプアップし、商品化された水。ルートへ流すと古い商品が残ったり商品管理が難しいため、注文が入った分だけ翌日配達するという気の使いよう。本当に採りたての新鮮で美味しい水を、自宅で味わってもらうという製造元の心意気が感じられる。この自然水白州も、加熱殺菌や薬品の添加物等一切していない生水です。採水したてのこの水で入れたコーヒーの味は、是非試して欲しい。また、この水の口当たりの軽さ飲みやすさは、スポーツの後、風呂上がりなどたっぷり水を飲みたい時にぴったりです。そして、硬度の「15.95」と低いので、料理の持ち味を良く引き出してくれて、大変便利な一本です。

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